2022/02/15

浴室のリフォーム工事をする際には、様々な検討事項があります。元々の浴室がユニットバスの場合は解体工事がある程度容易に行うことができますが、造り付けの浴室の場合はコンクリートやモルタルなどで形成されている場合が多いので、解体費用が高くなる傾向があります。そのためリフォーム工事を依頼する際には現状の仕様がどうなっているのかを的確に施工会社に伝えることがポイントとなります。また、リフォーム工事の費用を抑えたい場合は、造り付けの浴室よりもメーカー製のユニットバス形式を選択する方が費用が安くなりますので、予算があまりない場合はユニットバスが望ましいでしょう。
ユニットバスとは、工場で部材を製作し、現場で組み立てるという形式のことを意味していますので、トイレと浴槽が一体となった浴室のことを意味するものではありません。こうした意味の取り違えをなくすためにも、最近は現場で組み立てるユニットバスのことをシステムバスと表現することが一般的になっています。また、リフォーム工事の際に併せて工事をしておきたい内容には、給湯機の更新工事が挙げられます。給湯機の寿命は7年から10年となっていますので、経年劣化に伴って設定温度のお湯が出ないなどの不具合が発生するようになります。
リフォーム工事の際にまとめて給湯機の更新をする方が、割安な料金で依頼することができ、最新の省エネタイプの給湯機に更新することで、毎月の光熱費の削減も実現することができます。